身体・こころ・思考
- 正人 渡辺
- 2024年3月9日
- 読了時間: 2分
前回の続きです。身体は色んなもので作られています。そしてその身体には固有の働きがあってそれぞれが協力し合って日々働いてくれています。心身医学や東洋医学・SPIRITUALなどでは、身体の部位それぞれが感情・思考と深くかかわっているという事が言われています。私自身も日々クライアントさんと向き合っていくなかで、感情・思考との関係性は感じています。むしろ最近では感情や思考の方が重要だと感じています。一つ例を挙げてみます。例えば、肝臓です。肝臓といえば暴飲暴食・アルコール・ジャンクフードなどで肝臓の病気になりやすいと言われています。しかし、世の中には食事に気を配りアルコールもほとんど飲まないのに肝臓を患っている人がいます。逆にお酒・たばこ・ご飯など気にせずに食べていても大丈夫な人もいます。遺伝などによるもともとの資質もあるとは思いますが、つじつまが合わない事も多く存在しているのも事実です。肝臓は感情でいうと怒りに反応する臓器と言われています。怒りっぽい人、キレやすい人などは肝臓に負担がかかっています。我慢している人も一緒です。深層では怒っているのですから。基本的に何かに対して怒っていたり起こりやすい人は、その状態が続けば続くほど肝臓に負担がかかっているのです。
昔から疳の虫、癇癪を起す、堪忍袋の緒が切れる、など怒りを表す漢字に「かん」をつけるのが多いのも肝臓と関係していることを昔の人は知っていたのかもしれませんね!?
臨床でも肝臓などを触っていて怒りや我慢を手を通して感じることも多々あります。
食事や遺伝もありますが、こういったことから感情も多大な影響を身体にもたらしていることは間違いなくあると僕は思っています。怒りは寿命を縮めています。極力ピースに行く事をお勧めします。理不尽なことや誰かに怒っていたら、やばいやばい、こんなことのために俺の肝臓を傷めていたと冷静さをとし戻してください(笑)
身体の部位それぞれに、それぞれの感情と共鳴しているのって不思議ですよね。では感情が起きるには思考があっての事なので次回は感情と思考について書いていこうと思います(⌒∇⌒)

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